こんばんは、fhirooです。
皆さん、プロティアンキャリアってご存知でしょうか?
本書でも紹介されているのですが、従来のキャリア観とは大きく異なります。
- キャリアを組織任せにせず、個人が主導権を持つ
- キャリアのゴールは昇進や権力ではなく、個人の自由や成長に軸を置く
- 仕事の成果は組織内の地位や給料ではなく、心理的成功に軸を置く
- アイデンティティを組織から尊敬されているか否か、自分は組織内で何をすべきかではなく、自分を尊敬できるか、自分は何をしたかに軸を置く
- 組織内での生き残りではなく、市場価値に軸を置く
これらのキーワードが胸に刺さった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなあなたにはぜひ詳細は本書内で確認頂きたいのですが、
ざっくりとまとめると、組織に依存しきっていたキャリアを個人の手に取り戻していくという考えです。
本書の内容
お仕事をしていく中でキャリアに悩んでしまったという経験があると思います。私もその一人です。
- この会社でずっと働いてていいのかな。転職した方が良いのかな
- 他の会社はもっとキラキラした仕事しているのかな
- 昇進したいけど、上がつまってできない
- 仕事がマンネリ化してつまらない
こんな悩みを持っているあなたにピッタリな内容です!こういった悩みに対する対処としていくつかのワークシートが用意されていて、自分なりの答えが見つかるようになっています。
ワークシートの一つで、転職すべきタイミングか否か見極められるワークシートが用意されています。このワークシートを行うことによって安易な転職をするのではなく、今の会社でやり切ったか否かを冷静に見極めらます。
他のワークシートで整理できることは、
- プロティアンキャリアを歩めているか否か
- キャリア資本の現状
上記のようなキャリアに関するワークシートを使って、自分の状況を整理することによって、自分の現在地がわかり、将来何をしたいのかといったところがまとめられる流れになっています。
キャリア迷子よ、この本を読もう!!
私がこの本を読んで感じたのは、キャリアってこんなに自由なんだ!
プロティアンキャリアという考えに触れて、ワークシートを進めていくと今までのモヤモヤや自分がやりたいことがクリアになっていきました。
私もミドル層で仕事を進めていく中で、自分のキャリアを考えるとモヤモヤしたものを抱えていましたが、組織に依存しきらない考えに触れることによって、目の前がスカッと晴れる思いでした。
特に刺さったのは、キャリアに関するトピックど真ん中ではないのですが、「行動量の差が数年後、数十年後の自分の未来を大きく変えていきます」という一文です。
あなたもこの本を読んで、プロティアンキャリアを歩み出してみませんか?
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