こんにちは、fhirooです。
今日は私のリアルなキャリア観について書きます。
キャリア観って気軽に話できないですよね・・・
同じような年代の人がどんなキャリア観を持っているか気になっている方も多いと思います。
ただ、自分がどんなキャリア観を持っていて、他人がどんなキャリア観を持っているかなかなか話しにくいのではないでしょうか?
例えば、同僚や仲良い友達に話をしようにも、
- 同僚に「こいつは転職を考えている!!会社を裏切ろうとしている」
- 友達には「そんなキャリアなんて歩める訳ないじゃん・・・」
こんな反応が返ってくることが多かったです。。(私の実体験)
こういった話をしようにもなかなかできないけど、他の人がどんなキャリア観を持っているか知りたい!!
そんなあなたにこの記事を書いています。
私の経歴書
私のキャリア観について触れる前に私の経歴について書きます。
私は2010年に大学を卒業して以来以下のようなキャリアを歩んでいます。
2010年~2013年⇒鉄鋼(部門:調達)
2013年~2017年⇒自動車系(部門:調達)
2017年~2018年⇒外資系コンサルティング会社(部門:製造業向けコンサル)
2018~現在⇒自動車系(部門:企画)
改めて振り返るとこの約10年間、メーカーを中心にキャリアを構築してきています。
バックグラウンドは調達ですが、今は企画部門に所属しています。
なぜ今企画部門にいるかというと、調達で仕事をしている際にバリューチェーンでいう上流工程で決めきれなかったことが全て下流工程(調達)に皺寄せがくることが非常に多く、
上流工程で決め切れるような仕組み作りをしたい!!といった想いから企画部門で仕事をしています。
ちなみに、製造業のバリューチェーンは以下図のようになっていて、私がいた購買(調達)は商品開発や研究開発の次工程です。
この商品開発段階でのプロセスで上手くできなかった皺寄せが購買にくるといったことが多々ありました。
具体的にあったことは、
- 一社のサプライヤーとのみ開発を進めてしまっており、他の会社にお仕事をお願いできない状況にしてしまっていた。
- 独自の規格を勝手に作り出し、そもそもその規格を満足できるサプライヤーが見つからず、開発が中止になってしまう。
- 購買は発注と検収だけやってりゃ良いんだよという意識があり、そもそも社内で力が弱い
上記のような悔しい思いを何度もすることになってしまいました。
こういった思いをしないように済むように、上流工程で仕事をしてみたいという想いが強くなり、企画部門で働くべく、キャリアを考えることになりました。
こういった経験がもとになり、コンサルから企画部門へのキャリアチェンジをおこなったというのが私の経歴です。
私のキャリア観
私のキャリア観は基本キャリアドリフト論です。
キャリアドリフト論の概要は以下の通りです。
従来、キャリアデザインやキャリア開発と言われる言葉では、何になるのか(職種や職位、どんな仕事をするのか)という「What」に力点が置かれることが少なくありませんでした。 企業内でキャリアデザイン研修と言えば、3年後、5年後、10年後という節目で「What」を詳細にプランするという研修を実施するパターンが多いでしょう。 「キャリアドリフト」とは、上記の考え方と一線を画し、キャリアの大枠だけ構想したら、どちらかというと身を任せて、その途中で起こる変化を楽しむことで、キャリアが形成されるという考え方です。 「ドリフト(Drift:漂う)」という言葉を使っているのはそのためです。 また、ただ漂うだけではキャリアを構築するのが難しくなるため、「What」を突き詰めるよりも「How」(どのように働きたいのか)をキャリアアンカー(錨)として置いて漂うことを推奨しています。
https://schoo.jp/biz/column/1001
私なりの解釈は、
節目でキャリアをデザインし、しばらく流れに身を任せてみる。また節目でキャリアをデザインし、しばらく流れに身を任せてみる。
この繰り返しが、よいキャリアを築くことにつながるということだと思います。
こういった観点から私はキャリアの節目(30歳ぐらい)でバリューチェーンの上流工程で仕事をするというキャリアデザインをして、企画部門での仕事に身を任せているという状況です。
企画部門で仕事をしていく中で節目(40歳ぐらい)を迎えた際にはまたキャリアデザインを行なって、しばらく流れに身を任せることになると思います。
今後あなたはどんなキャリア観を持ちますか?
私のキャリア観をポイントのみに絞ってご紹介しましたが、いかがでしたか。
この記事があなたのキャリア観構築への何かしらの参考になれば幸いです。
過去キャリアは会社任せが当たり前でしたが、時代の流れは着実に個人がキャリアを構築する方向にシフトしています。
上記時代の流れもあり、昨今プロティアンキャリアという考えが世に浸透しだしたのではないかと思います。
プロティアンキャリアについて興味がある方は以下記事も読んでみてください。
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